池田市石橋のお絵描き教室「コド」の宮本です。
昨日よりスタートしましたお絵描き教室コドは、
いったい何をするところなのかを今日は書きたいと思います。
少し長文失礼いたしますが、ご一読いただけますと嬉しいです!
まず今日はこれをお伝えしたいと思います。
絵を上手に描けるようする!ではなく、モノづくりの考え方を養い、これからに繋げる!
これは、自身の体験談も入ってくるのですが、
まず、絵を上手に描くためには何が必要か。と聞かれますと、
僕は迷わず「上手になりたいと思う気持ち」と答えます。
それは、僕自身が作家活動をしていた時に、少しでも多くの人の目に留まるような作品にしたい!
一人でも多くの人に感動して欲しい。といった思いから、作品がどんどん変化し、とても緻密な作品になっていったからです。
絵を描き始めた時の作品です。
2年後の作品です。
少しずつクオリティが上がっていき、とても細かい作品へと仕上がっていきました。
そこで僕が思ったことは、回数をこなすことが大事なのではなく、やはりそこには気持ちが大事だという事。回数をこなすことで上手になるのであれば、僕は自身の名前を書く時に書道家なみの達筆さになっていなければおかしいですからね。
では何の為のお絵描き教室なのか。
それは考え方を養う為です。
まず、基本的にベースは芸術教育になりますので、さまざまな制作技法をお教えします。
それらに触れた後、少しずつ自身が表現したい内容に対し、どの表現方法が適切なのかを考えてもらいます。
相手に伝える為にはどうすればよいのか。
自分だけで完結するのではなく、その先の見る人の事を考えてもらいます。
生徒同士での作品について意見交換する事で、相手の考え方を知り、伝え方の難しさを知ります。
その繰り返しが、ストーリーを考える力になり、プレゼン力へとなっていきます。
「アートシンキング」・「デザイン思考(デザインシンキング)」
最近この言葉をよく聞くと思うのですが、
コドではこの両方の考え方を大事にし、お子様の今後の生きる力になれればと思っております。
アートシンキングでは、未だかつてなかった新しいものを作りだすために必要な事ですし、
デザインシンキングでは、ニーズを知り、相手がある事が前提でものづくりをする。
この考え方は、モノづくりだけではなく社会に出てから必ずしも必要になってくる力となるでしょう。
特に僕が力を入れていきたいと思っているのは、デザインシンキングの方です。
相手の事を考える練習は、情操教育にもなると思っています。
ただ、こちらの考えだけを押し付けても何も意味をなさないので、
しっかりと子ども達1人1人と向き合い寄り添っていきたいと思っています。
なので、グループワークもしながらも、個々での対応も行い、
子ども達それぞれにあったスピードで進めていきます。
各曜日ごとのクラスでは、それぞれの特性を生かした
そのクラスにしかできないグループワークを展開していきたいと思っています。
書きたい事は山ほどありますが、
とりあえず今日はこの辺で。
お付き合いいただきありがとうございました。
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