池田市石橋のお絵描き教室「コド」の宮本です。
僕がアートに可能性を感じた理由のうちの1つをご紹介したいと思います。
それはアートは世界共通語だという事です。
「?」
「どういう事?」
ってなりますよね。
それにはきちんと理由があります。
まず、コメニウスという人物をご存じでしょうか?
僕も触りしか知らないので詳しいことまでは分かりかねるのですが、
この方、保育士試験の内容にも出てくる人物でして
「世界図絵」という教科書に絵を入れて分かりやすくした人なんですよね。
じゃあ、なぜ教科書に絵をいれようと考えたのでしょうか?
昔、ヨーロッパで30年戦争という宗教戦争があったそうです。
コメニウスはこの時に、戦争を終わらせる為には、国や文化が違う様々な人たちが
偏見のない普遍的な教養のありようを共有する事で、争いはなくなると考えたそうです。
ただヨーロッパは広く、言葉の壁が生じてしまう為、伝えるのが難しかったようです。
そこで挿絵を入れる事ですべての子ども達が分かりやすいようにしたという事だそうです。
まさに絵は世界共通語ですね!
もともと人類は文字を書く前は壁に絵を描いていたわけですし、
そう考えると、アートって人を心を動かすには最高のツールだと思うんですよ!
今までは、売れる為の絵を描こうと必死で10年以上作家活動を行っていましたが、
今思うと、表面的にでしかアートを追究してなかったように思います。
今は、売れる売れないとかどうでもよくて、それ以上に
このアートを使って、子ども達と繋がり、そして子ども達がこれからの社会と繋がっていくには
どうすればよいか。それを考える方がワクワクするんですよね。
どんな授業が子ども達に響くかはやってみないと分からないし、
ひとりひとり感じ方も違うから、きちんと向き合って
それぞれの良さを生かしていけるような、そんな絵画教室にしたいです。
ちょっと話がそれてしまいました。。。
それでは、おやすみなさい。
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