こんにちは。
池田市石橋のお絵描き教室「コド」の宮本です。
先日、ついについに生徒数が10人になりました。
ホント嬉しい限りです♪
メールであったり、直接のお問い合わせであったり、
生徒数が増える時のこの高揚感は、学生時代の気になる子とのやり取りに似ているかもしれません。笑
けど、仕事1つとるという感覚がこんなにも嬉しいものだなんて、前職では知る事のなかった喜びです。
「仕事が楽しみなら人生楽園、仕事が義務なら人生地獄」とは僕にはぴったりな言葉なような気がします。
学習支援業を始めてまだ間もないですが、当初思い描いていた自身の教師像がだいぶ変わってきていると思います。
もともと少人数制で1人1人丁寧に見ていくつもりではいましたが、頭で考えていただけで、実際1人1人と向き合うという事はどういうものなのかをこの数カ月で知りました。
想像していた以上にその子達に入り込み、可能性を模索し、少しずつ大きくなっていくにつれて生じるかもしれない問題に対し、事前にどのような事が出来るのかを考える。
芸術教育だけでどうこう出来るものではないかもしれません。ただ、可能性として、
感性をはぐくむ事により、人よりも少し違った視点で物事を捉え、思わぬ解決策を見出すかもしれない。
立体工作をする事で俯瞰で物事を考え力が身につき、他者の気持ちなどを考える力が優れるかもしれない。
箱庭療法のように、モノづくりを知っている事で心のケアにつながるかもしれない。
あくまでも可能性です。
けど、人生教育で確実なものなんてないと思っています。
勉強では答えや目標はあると思います。
けど1人の人間が育っていく過程で、僕たちが出来る事はほんの少しの手助け程度であって、何がきっかけでその子自身が変化するのかなんて分かりません。
ちなみに僕は高校3年間侮辱され続けて人生観が変わりました。
けどそれを助けてくれたのが、僕の場合は芸術でした。
人生何があるか分かりません。
まさかお絵描き教室の先生をするなんて思ってもいませんでしたし。笑
開業前は、これから先の未来、子ども達が生きていくことが出来るようにするには、どうやってリテラシーを育てていくのかという事をメインに考えておりました。
そのための授業はどうするのか?どのタイミングで社会に繋げていくのか?など、
1人1人の事を見ないで、子どもの表面だけを見た考え方です。
けど最近思うのは、焦らずにその子のタイミングを見て、必要な事をしていこうと思っております。
もちろん社会に繋がっていく為の練習も取り入れいてきます。これが出来るのは芸術教育の良いところだと思っているので。
これからまた少しずつ生徒の数が増えていくと思います。(そうあって欲しい。。。)
人数が増えたからと言って、個別指導が難しくなり、子ども達の表面だけを彩る ( とにかく授業が楽しかったらなんでもいいやっていう考え方 ) のはしたくないと思っています。
頑張って子ども達に寄り添って行きたいと思っています。
入会してくれている保護者の方々、子ども達、ほんとありがとうございます。
頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします。
そして、このブログを読んでくださった方、僕と一緒にモノづくりしませんか?
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