最近、全くブログが書けていなかった宮本です。
池田市石橋にお絵描き教室コドが出来て7カ月が経ちました。
ここまで続けてこれているのは、通ってくれている子ども達とその親御様のおかげでございます。
そして、それをサポートしてくれている妻や子、そして親。
皆に支えられて、アートをツールに子ども達と携わるお仕事をさせて頂いております。
ホント感謝しかありません。
いろいろ授業を行っていると、たまに目的を見失う事があります。
あくまでもアートはツールとして子ども達に必要なリテラシーを育てるをコンセプトに始めたお絵描き教室でしたが、気がつけば様々なアートに触れさせて、アートを教えようとしている事があります。
子ども達にはいろんな物を見て、触って、いろいろモノづくりしてもらいたいので間違っているわけではないのですが、子ども達それぞれを見ないでアートの方ばかりに目が行っていたと、ふと気付く出来事があり、反省させられました。
もちろんそれを気づかせてくれたのは子ども達でした。
手段にこだわり過ぎるとどうしても、その枠組みにこだわってしまう事ってあると思うんです。
将棋の藤井壮太さんが幼いころ「モンテッソーリ教育」を受けていたという話をよく聞くのですが、ではモンテッソーリ教育を行う事で、それを学んだ全ての子ども達が能力アップするかと言われるとそうではないと思うのです。
子ども1人1人にあった育て方ってあると思うんです。
例えば、教育的体罰(げんこつやお尻叩きなど)は、脳に悪影響を及ぼすというエビデンスがありますが、僕らの30代の世代や、僕らより年上の方々、悪影響があったかと言われると、そうとも言える人も言えば、そうでない人ももちろんいるわけで、一概に教育的体罰が悪いとは言えないと思うのです。
もちろん体罰なしで教育するに越したことはありませんよ!
ただ、それがあったから今の自分に満足している人もいると思うのです。
そう思うと僕がしていた事は、手段ばかり気にして、目的を見失っていたような気もします。
アートは答えのないものなので、どうしても遊びのように捉えられがちですし、日本の教育では、まだ浸透しきれておらず、未だ不必要なものとして捉えられていると思います。
これからの時代、デザイン思考やアート思考などが必要でそのためにも基盤づくりとして必要なジャンルだと周知され始めているとしても、
いざ習い事をさせようとしたときに「そろばん」や「塾」などの勉強系の習い事か
身体作りの為のスポーツ系、頭に良いとされる音楽系、コミュニケーション能力向上のためのダンス系、などを通わせようとする方が多いのではないでしょうか。
ただ、答えのないジャンルだからこそ、子ども達1人1人に合わせていけるのだと思っております。
1人1人にあったアプローチで、それぞれの目標を設定し、少しずつ大きくなっていってもらえればと思っています。
そう思うと、いろいろ勉強しないですね。。。
保育士試験も受かっていないのに。。。笑
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