こんにちは。
池田市石橋のお絵描き教室コドの宮本です。
コドでは毎月、僕の自己満でお手紙を書かせて頂いているのですが、その内容を今回も載せたいと思います。
今回は2021年11月に書いたものとなります。
「体罰ってあり?なし?」
僕が幼いころは、しつけの一環として、よくお尻を叩かれていました。
これも愛のムチとして、子どもをただすために行っていた事だとは思いますが、実は脳に悪影響を及ぼす可能性があるという事がアメリカ・テキサス大学の研究結果が出ています。
体罰によって問題行動につながるという事だそうで「規範や規則を守る心がそだちにくい」「攻撃的になりやすい」「集団行動しづらい」「成人後の反社会的行動」などがあるそうです。
2017年。日本の子ども2万9千人の育ちを分析したところ、3歳半のころに親から軽い体罰を受けていた子どもは、5歳半になると「落ち着いて話を聞けない」「約束を守れない」などの問題行動のリスクが、体罰を受けていない子どもと比べて1.5倍リスクが高まるという事が分かりました。
子どもはそれぞれレジリエンスが異なり、ちょっとの体罰でへこたれない子もいれば、逆に凄いショックを受ける子もいると思います。
1人1人違うからこそ、しっかり向き合って、その子にとって最善な指導とはなんなのかを考えていく必要があるんだと思います。
本などの知識も大切ですが、それを元にしっかり子どもの反応を見て、対応していく必要があるんだと思います。
Comments